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銀行につながらなくていい家計簿アプリ
家計簿アプリに銀行のログイン情報を渡す必要はありません。以下の7つの うち3つは銀行にまったくつながらず、4つは自分で設定したときだけ——多くは 有料プランで、対象の国も限られます——つながります。連携がなければ、 取引は自分で入力するか、銀行から落としたファイルを読み込みます。自動 更新を手放す代わりに、口座の鍵を誰も持ちません。
価格はに App Store で確認したものです。下のサブスク系サービスは米ドルで請求し、 自社ページでもドル表示です。
銀行連携から離れる理由
背景には三つあります。いずれも各組織自身の文書へリンクしています。原文は 英語で、引用部分は訳しません。訳した引用は引用ではないからです。
家計を握っているのは銀行ではなくアプリです。2023年10月、Intuit の Credit Karma は、同社の家計簿アプリ Mint を Credit Karma に統合すると発表しました。Mint 自身のヘルプページは、残高・純資産の履歴・3年分の取引は引き継げるが、Credit Karma は 「doesn't offer the ability to set monthly and category budgets」と 利用者に伝えていました。
接続はたいてい第三者を経由します。Goodbudget と Skwad の銀行接続はどちらも Plaid を通ります。2022年7月、 連邦裁判所は5,800万ドルの和解を承認しました。集団訴訟で原告は、Plaid が「uses consumers' banking login credentials to harvest and sell detailed financial data without their consent」と主張していました。Plaid は責任を否認しています。和解は 運用の変更を求めており、その中には「minimizing the data Plaid stores from users' financial accounts」が含まれます。
銀行のパスワードを渡す方式は、ゆっくり減っています。米国の消費者金融保護局(CFPB)が2024年10月に規則を確定した際、スクリーンスクレイピングを「a still common but risky practice that typically involves consumers providing their account passwords to third parties」と呼びました。同局の数字では、調査対象のアグリゲーターに おいてこの方式はアクセス試行の2019年80%から2022年50%へ減っています(89 FR 90838)。2025年10月に連邦裁判所が適用期日を停止し、CFPB は規則を再検討中です。
7つのアプリ
- Actual Budget — 無料でオープンソース。銀行接続は任意で、 自分でデータ提供元を設定するまで無効です。ウェブ・Windows・Mac・Linux。
- Envy — 日本のストアで¥1,100 の買い切り。銀行には決してつながりません。iPhone と iPad、 Mac では iPad アプリとして。
- Fundkeep(私たちのもの)— ¥6,000 の買い切り。 つながりません。iPhone・iPad・Mac。
- Goodbudget — 無料プランの上に Plus と Premium。価格は 自社サイトに米ドルで出ています。銀行連携は Premium のみ、対象は米国の 銀行のみで、Plaid 経由。iPhone・Android・ウェブ。
- MoneyCoach — よく使う機能は無料で、上に Premium のサブスク。Lifetime Premium は¥30,000。銀行連携は Premium 限定かつ欧州の銀行のみ(英国は 対象外)。iPhone・iPad・Mac・Apple Watch。
- Pennies — ダウンロードは無料。Apple の掲載には年額の サブスクが複数の価格で並び、サブスクで何が増えるのかを確認できなかった ため、金額は載せません。銀行接続なし。iPhone・iPad・Apple Watch。
- Skwad — サブスクで、自社の価格ページは米ドル表示。 銀行連携は LINK プランのみ、Plaid 経由。iPhone・iPad・Android・ウェブ。
日本から見ると、この一覧はもっと単純になります。ここで連携できると書いた4つのうち、Goodbudget は米国の銀行、MoneyCoach は 欧州の銀行が対象で、Actual Budget と Skwad はそれぞれ自分で設定する提供元と Plaid に依存します。日本の銀行を正面から対象にしているものはありません。 つまり日本では、どれを選んでも入力か CSV 取り込みになります。
連携がないと何を手放すか
何も勝手には入ってきません。すべての取引は、自分で打ったものか、銀行から 自分で落として取り込んだファイルの中のものです。残高は、最後にそれをした 時点のものになります。
引き換えに得るのは、同じ事実の裏側です。誰もあなたの代わりに銀行へ ログインせず、切れたり再認証が要る接続もなく、口座に関する情報が、その データを持つことを商売にしている会社に届くこともありません。
それでもこの種のアプリがほぼすべてサブスクなのはなぜか、は隣のページに書きました。 銀行接続はその中で最も高い項目です。
Fundkeep の位置
私たちのアプリなので、そのつもりで読んでください。Fundkeep は iPhone・iPad・Mac の封筒式家計簿で、¥6,000 の買い切りです。銀行には 決してつながりません。取引は自分で入力するか、銀行がくれる CSV を 読み込み、保存の前にすべての行を確認できます。Android・Windows・ウェブでは 動かず、家計は一人分で、その人の端末のあいだだけで揃います。YNAB から来る場合は同じままのものと、なくなるものをどうぞ。